絵探し絵本とは、「ウィリーをさがせ!」のような、いろいろな物がある中から、目的の物を探す絵本のことです。
この絵探し絵本をやることで、
- 識別力※1
- 集中力※2
- 注意力※3
- 観察力※4
を養うことができます。
また、自分で「みつけた!」と喜びを感じることで脳が活性化します。※5
さらに、親子で楽しく探すことで親子のコミュニケーションが深まったり※6、会話が増えることでコミュニケーション能力がアップする※7ことも期待できます。
絵探し絵本は対象年齢が3歳以上~の本が多いですが、今回は1歳・2歳向けのおすすめの絵探し絵本をご紹介します。
※1・2・6:2さいからはじめるえさがし KUMON出版より
※3・4・5:アンパンマン育脳ドリル 小学館より
※7:あかまる どれかな? ポプラ社より
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おすすめ絵探し絵本
おすすめの絵探し絵本について
以下に紹介する絵探し絵本は、1・2歳の子供でも楽しめる内容です。各絵本を7つの項目に沿ってご紹介します。
- 著者
- 出版社
- 内容紹介
- 探すものの具対物が載っているか
- 難易度
- 特徴
- 感想
各項目についての説明は以下の通りです。
- 探すものの具対物が載っているか:
- 言葉を覚えている途中の1・2歳の子供のためには、具体物が載っていることもポイント。そのため、具体物の有無を記載した。(例:「チャレンジミッケ!」や「どこ?」などの対象年齢が3歳以上の絵探し絵本は、探すものが文字だけで書かれている。)
- 難易度:
- 個人的な感想をもとに難易度を評価した。
「★1つが一番簡単で、★が多くなるほど難しいことを示している。」
- 個人的な感想をもとに難易度を評価した。
- 特徴:
- ボードブックのものは「ボードブック」と記載。
- 知育要素の解説があった場合のみ、その内容を記載。
- 感想:
- 娘と一緒にやった時の個人的な感想。
それでは、おすすめの絵探し絵本をご紹介します!
ちっちゃなミッケ! シリーズ
- 著者: 文/ジーン・マルゾーロ 写真/ウォルター・ウィック 訳/ 糸井重里
- 出版社: 小学館
- 内容紹介: いろいろな物がちりばめられた写真の中から、「〇〇ミッケ?」の掛け声とともにさまざまなものを探す絵本。コピーライターの糸井重里さんのリズムあふれる文章に乗って、楽しく「ミッケ!」できるようになっています。
- 特徴:ボードブック、小型本、26ページ
- 探すものの具対物が載っているか:載っている
- 難易度:★
- 感想: 娘が1歳7か月くらいの時に書店でやってみたら探せたので購入しました。集中してやっていて、見つけられると親子で嬉しいです。
テーマがいろいろ分かれていて、シリーズ化しています。子供の興味に合わせて、好きそうなものが選べるのも嬉しいですね!ちなみに私はクリスマスシーズンだったのでクリスマスがいっぱいを持っています。
ちょっとやさしいチャレンジミッケ! シーモアのともだち
- 著者: 作/ウォルター・ウィック 訳: 糸井重里 糸井重里
- 出版社:小学館
- 内容紹介: チャレンジミッケのシリーズ通して登場している“シーモア”というキャラクターができるまでを描いたようなお話です。ちっちゃなミッケより難しくて、チャレンジミッケ!より簡単な中間バージョンです。
- 特徴:B12サイズ(少し大きめ)、25ページ
- 探すものの具対物が載っているか:載っている
- 難易度:★★★
- 感想: 娘が2歳ちょうど位の時に読んで、ちょうどいいレベル感でした。チャレンジミッケの導入にとても良さそうです。
どこミニ シリーズ
- 著者: 作/山形 明美 写真: 大畑 俊男
- 出版社: 講談社
- 内容紹介: 造形作家の山形明美さんの写真絵本で、さまざまなものの中から探し物をさがす絵本です。
- 特徴:ボードブック、小型本、22ページ
- 探すものの具対物が載っているか:載っている
- 難易度:★★
- 感想: 娘は動物が大好きなのでたくさん動物が出てきて楽しんでいました。2歳2か月くらいに読んだときはほとんど見つけられるけど、分からないものもありました。
どうぶつと乗り物のバージョンと、電子書籍バージョンの「あかいりんご どこ」「まるいボール どこ」があります。
ノラネコぐんだん さがしえブック シリーズ
- 著者: 原作/工藤ノリコ
- 出版社: 白泉社
- 内容紹介: さまざまな世界で、ノラネコや探し物を見つける写真絵本。
1.いろいろさがしえ:カラフルな「色」の世界。あか、みどり等10種類
2.おかしなさがしえ:「おかし」の世界。あめ、アイスクリーム、ビスケット等
3.まだまださがしえ:いろいろな「素材」の世界。花、陶器、紙など10種類 - 特徴:普通絵本サイズ、24ページ
- 探すものの具対物が載っているか:載っている
- 難易度:★★★★
- 感想: 娘が1歳8か月の時に購入して、徐々にわかる部分が増えていきました。大人でもよく探さないと見つけられないため、親子で集中して取り組めるのが楽しいです。世界観がかわいいです。
あかまる どれかな?
- 著者:作/ しみずだいすけ
- 出版社: ポプラ社
- 内容紹介: あかまるを探したり、他にも「いろ」「かたち」「かず」「おおきさ」「りょう」についての質問に指差し遊びをする絵本です。
- 特徴:ボードブック、161mm x 161mmサイズ、24ページ
「できた!」という達成感で地頭が育つ。
1.自分で考えるクセがつく
2.いろんなものの見方が身につく
3.コミュニケーション能力もアップする - 探すものの具対物が載っているか:載っていない
- 難易度:★★★★
- 感想: 娘は0歳後半くらいで購入しましたが、1歳後半になっても質問に答えられないことが多く、「いろ」「かたち」を覚えて答えるのは難しいんだなと思いました。探すものの見本もないので自分で考える力がつくと思います。
えんぴつがいらないどこでもレッスン!2さいからはじめる えさがし
- 出版社: KUMON
- 内容紹介: いろいろなものを探す鉛筆のいらないワークです。ごほうびシールと表彰状にはるシールもついてきます。ワークですが紙を切らなければ(簡単に切り離せない作りになっている)繰り返し遊べます。
- 特徴:A5判、ワーク62ページ+別丁シール2枚
- 色・形: 色や形に注目して見つける絵探しを楽しみながら、基本の色や形に親しみます。
- 数: ものをさがして数をかぞえる絵探しを楽しむことで、数に親しみます。
- 単位: 長い、短い、多いものをさがしながら、長さや量といった単位に親しみます。
- ことば:どうぶつや乗り物をさがす絵探しを楽しみながら、物の名前に触れられます。
- 探すものの具対物が載っているか:載っている
- 難易度:★★★
- 感想: 娘は1歳11か月でやりました。ちょうどよい難易度ですごく楽しくやりました。クイズのような質問も多いですが、見本があるので困った時は、「これと同じのはどれ?」と聞くと正解できました。
まとめ
この記事では、1歳から2歳の子どもたちにおすすめの絵探し絵本を5シリーズ紹介しました。絵探し絵本は、ただ楽しいだけでなく、観察力や集中力を養うための素晴らしいツールです。ぜひ、親子で一緒に絵探しの冒険を楽しんでみてください。
読んでみた感想や他におすすめの絵探し絵本がありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。皆さんのフィードバックをお待ちしています。
これからも、お子さんとの素敵な読書時間をお楽しみください!
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