毎日作らなくて便利!【2倍濃縮】昆布とかつおの出汁のレシピ

レシピ

出汁をとるメリット

以前は顆粒出汁やだしパックを使っていたこともあるのですが、出汁を取るメリットはいろいろあると思います。私が思うメリットは以下の通りです。

  • 料理がすごくおいしくなる(特に顆粒出汁よりは圧倒的においしい)
  • 無添加で体にやさしい
  • おいしいだしパックよりコストが安い
  • だしに使った昆布は佃煮などの別の料理に使える

反対に、デメリットは顆粒出汁やだしパックよりも時間と手間がかかることだと思います。

わたしも実際にだしを取ってみて、「毎日この作業をするのはしんどいな」と思ったので一度に作って冷蔵しています。この時に【2倍濃縮だし】を作ることで、保存するときに省スペースで済むので普通にだしを取るよりもたくさんの出汁が作れて便利ですよ!今回は私が作っている2倍濃縮だしの作り方をご紹介します。

【2倍濃縮】昆布とかつおの合わせ出汁の作り方

だしの作り方は、白ご飯.comさんのかつおだしだし汁)の取り方/作り方を参考に、アレンジしています。

材料

  • 水:1000 mL
  • 昆布:15 g (水に対して1.5%)
  • 厚削り鰹節:25 g (水に対して2.5%)

私が買っている昆布と鰹節は、近所のスーパーでグラム当たりの値段が一番安そうなものを選んでいます(笑)。ちなみに、わたしが買っているのはこちらの写真の物です。

みみだし昆布(真昆布)と、厚削りの鰹節です。昆布の「みみ」とは何なのか、調べたところ以下のような説明が見つかりました。

耳昆布とは昆布の周囲を切りそろえる際にできる昆布の端っこの部分。

https://shop-kombu.com/SHOP/23.html

端っこの部分だからなのか、昆布の厚みが薄い感じがします。それなので、ハサミで切り込みを入れるのが楽ですよ。あと、みみ昆布でないものはかなり高いです。とても安く、量も多く、そして味もおいしいので気に入っています。

厚削りの鰹節を使っているのは、花かつおなどの出汁用の鰹節だとグラム当たりの表面積が大きくて置き場所に困ってしまうからです。花かつおの方が値段も高いと思います。私は使い勝手がいいので厚削りを使っています。味もおいしいと思います。

2倍濃縮だしの作り方

全体の作り方を要約すると、昆布は水につけて数時間おき、火にかけ沸騰直前で取り出す。鍋を沸騰させて鰹節を入れ弱火で煮て濾せば出汁の完成!という感じです。詳しく説明していきます。

① 昆布を15gと厚削り鰹節25gを計り取る。昆布はハサミで2㎝幅くらいの間隔で切り込みを入れる。(出汁がよく出るようになるのと、出汁を取った後の昆布で佃煮などにするときに切りやすいから。)

② 昆布はさっと水で洗ってから、水1000mLを入れた鍋に加え、30分以上浸水する。

③ ②の鍋を中火にかける。水が沸騰する直前で昆布を取り出す。(あくが出たら取る。)

④ ③の鍋を沸騰させ、弱火にし、鰹節を加え、弱火で6分煮る。

⑤ ④の鍋をざる又はふるいにあけ、鰹節を濾す。(ざるの場合はキッチンペーパーやさらしを敷いた上から濾した方が鰹節の細かいカスも取れる。)

⑥保存容器に入れて完成!

(私はハリオの1Lのボトルに入れています。冷蔵庫のドアのポケットに入るし、注ぎやすく使いやすいです。)

★★使うときは水で半分に薄めてから使います。(水と2倍濃縮だしを1:1で合わせて使う。例えば水200mL+2倍濃縮だし200mLのような感じ。)

⑦ 出汁を取った、昆布と鰹節はジッパーバックに入れておき、2番だし用に冷凍保存する。

2番出汁の作り方

私は2番出汁も取っています。出汁を作り始めた当初、「こんなにたくさん昆布と鰹節を使うのか…!」とびっくりして、たくさん使うので「余さず使いたい」という気持ちが強く、ずっと2番出汁も取っています。

全体の作り方は、冷凍しておいた1番出汁で使った昆布と鰹節を水にあけ、火にかけ沸騰したら弱火にし6分煮る。濾したら完成!です。詳しく説明します。

① 2倍濃縮だしで使って冷凍しておいた昆布と鰹節と、水700mLを鍋に入れ中火にかける。

② 沸騰したら弱火にして、6分煮る。(あくが出たら取る)

③ ②の鍋をざる又はふるいにあけて濾す。

④ 完成!この出汁は薄めずストレートで使います。

保存方法

白ごはん.comさんのサイトでは、冷蔵庫で2~3日で使い切るとよいとされています。毎日みそ汁で200mL使うと4日で使い切る分量なので私は自己責任で4日間くらい保存してしまっていることもありますが、みそ汁以外の料理にも使うので2日くらいで使い切ることも多いです。

まとめ

今回のレシピは昆布の量と鰹節の量を自分なりにアレンジしてみました。濃縮していないときに昆布を1%、鰹節1%で作ったところ、昆布の味が強くて、鰹節の味は弱かったのでこのような配合になりました。鰹節は厚削りを使うことで深みのある濃い出汁になりますし、自分としては扱い勝手がよいです。

2倍濃縮だしで毎日の手間を抑えて、おいしい料理を作りましょう。

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