子連れSLパレオエクスプレスの乗車記録:ノスタルジックな蒸気機関車の旅

子連れ旅
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2歳の娘は、電車ずかんを見ながら「のりたい!のりたい!」と次々にいろんな電車に乗りたがる電車好きです。

そんな彼女のリクエストで、今回は埼玉県を走る「SLパレオエクスプレス」に乗りました!

チケット購入の方法や乗車の感想などをシェアしたいと思います。

SLパレオエクスプレスとは?

SLパレオエクスプレスは、埼玉県の熊谷駅~三峰口駅までを結ぶ蒸気機関車で、

土日祝日などの運転日のみ1日1往復 運行しています。

出典:秩父鉄道HP

運行スケジュールはこちら(秩父鉄道HP)をご確認ください。

黒い機関車に、客車の色は紅褐色。

車内の座席は、ワインレッド色の生地で、 壁は木質調となっており、昭和レトロなSL列車の旅を演出しています。

チケットの購入方法

SLパレオエクスプレスの乗車には、指定席券または自由席券(日によって自由席が設定されている場合があります)+乗車券が必要です。

チケット購入の際に気をつけたいポイントは次の通りです。

指定席券または自由席券はオンラインで事前に予約することができる

まずは会員登録をして、座席を選び予約した後、クレジットカードで事前に決済をします。

指定席券または自由席券は大人・小児同額です。

金額は以下の通りです。

  • 指定席予約:片道1000円
  • 指定席を 駅購入の場合:1100円
  • 自由席:800円(2024年は自由席の取り扱いはない。)

乗車券は事前予約ができない

当日、ICカードで乗車するか、駅で切符を購入する必要があります。

金額についての注意点は以下の通りです。

  • 乗車券は0歳は無料
  • 1歳から小学生は、小児運賃がかかる
  • SL指定席で席を取る場合、0歳でも座席料金を支払う必要がある(HP参照)
  • 乗車券の料金は、HPのこちらで検索することができる
  • 子供用のICカードを持っていない場合、現金の準備が必要(熊谷駅では、切符購入に現金しか使えませんでした。)

区間によっては、乗車券として「秩父路遊々フリーきっぷ」の利用がお得で事前予約できる 

秩父路遊々フリーきっぷ」なら、秩父鉄道を1日乗り放題で大人1500円、小児500円で事前にクレジットカード決済できます。

★後から気づいたが、「秩父路遊々フリーきっぷ」を使えば、熊谷から寄居までなら、小児は乗車券を買うより安かった。大人は高かった。知っていれば、乗車区間に応じてお得な方を選択できます。

乗車体験

乗車区間について

私たちは熊谷駅から寄居駅までの区間を乗車しました。

乗車区間の時刻表は以下の通りです。

出典:秩父鉄道HP

娘がまだ2歳なので、長時間の乗車は難しいかもしれないと考え、約40分の短めの乗車にしました。(熊谷駅に着くまでにも時間がかかる。でも東京駅から上越新幹線も出ています。)

ちなみに、熊谷駅~ふかや花園駅までの所要時間は27分、長瀞駅まで行くと1時間13分です。

(ふかや花園駅から徒歩3分の所にふかや花園プレミアムアウトレットがありました。長瀞駅の近くにはライン下りなどのアクティビティや小動物園などの観光名所があります。)

寄居駅までの道中は、車窓からのどかな田園風景や、田んぼにいるサギの姿が見えました。

座席選びについて

私たちは1号車の5A, 5D, 5Cの座席を選びました。

SLパレオエクスプレスの座席は、三峰口方面に向かって1号車から4号車まであり、私たちは機関車に近い1号車にしました。

出典:秩父鉄道HP

1号車は機関車に近く、蒸気の音やにおいがよく感じられました

これは確認していないのですが、4号車は、カーブで車窓から機関車の様子が見れるという可能性があります。予約の際は4号車後ろの方が人気が高いような気がしました。

また、乗っていない区間なので参考までにとは思いますが、

寄居駅より先では、車窓からの荒川を楽しむことができるようです。

寄居駅→長瀞駅では、進行方向向かって左側に荒川があります。(長瀞→寄居の場合は、反対の右側)

長瀞駅→三峰口駅では、進行方向向かって右側に荒川があります。(三峰口→長瀞の場合は、反対の左側)(長瀞駅から皆野駅間で橋があり左右が入れ替わる。)

車窓から荒川を楽しみたい場合は、座席の右側左側に注意した方がいいようです

初めて見たSLに娘は怖がっていた

熊谷駅で初めてSLを見た娘は、蒸気を出す姿や大きな音に驚いたのか、少し怖がっていました。車内でも終始私にへばりついていました。

熊谷駅にて

乗車特典と車内販売

SLに乗る際に、オリジナル缶バッチをもらいました!(2024年3月29日(金)
~11月17日(日)まで)

また、オリジナル列車カードをもらいました!裏面に乗車スタンプを押す欄があったため、駅でスタンプを押しました!

車内ではお菓子や食事用のパンなどの販売もあり、ちょっとした休憩やおやつの時間にも困りませんでした。

寄居駅での楽しみ方

寄居駅では、SLの到着から出発まで12分間の停車時間があります。

この時間を利用して、間近でSLの雄大な姿を堪能しました。

寄居駅にて

発車する瞬間は、とても大きな黒い蒸気と音を上げていましたとても迫力があり、実物でしか味わえない体験でした!

SLの独特な音や蒸気のにおいを五感で感じることができました

(娘はとても驚いて、びっくりして抱き着いてきました。)

寄居駅には、ホームと北口を出て少し歩いたところにトイレがあり、どちらにも「多目的トイレ」があり、おむつ替え台が設置されていました。子供連れにはとても便利でした。

寄居駅周辺の観光

SLの発車を見送った後、駅から徒歩5分の天沼公園へ行きました。

公園にはブランコや大きな滑り台、ターザンロープなどの遊具がたくさんありました。

座席にずっと座っているのは子供にとって辛いことでもあるので、公園で自由に遊んで、リフレッシュしました。

(寄居駅から徒歩約14分の所には雀宮公園もあります。すぐ近くに荒川があるようです。)

その後、ランチは、「お米Cafeさかもと」というところでとりました。

駅から徒歩約3分のところにあります。

土曜日の昼間でしたが、あまり混んでいませんでした。

子供用のイスやスプーン、フォーク、取り皿も出していただきました。

子供向けのメニューは、お子様ランチとお子様うどんがありました。

私はエビフライのランチセットを注文。エビフライもお米もとても美味しく、大満足の食事でした。

店員さんは明るくて、親切でした。

まんぷくランチ(メインはエビフライを選んだ。他にもメインがいろいろ選べた。)1200円
お子様うどん(おもちゃ付き)390円

まとめ

SLパレオエクスプレスでの旅は、蒸気機関車の魅力を五感で感じる貴重な体験でした。

熊谷駅から出発しているので、都心からのアクセスも便利です!

電車好きの子供にぜひ体感してもらいたいです。大人も楽しめましたよ。

寄居駅はのどかでしたが、トイレで困ることはありませんでした。「お米Cafeさかもと」でおいしいご飯が楽しめます。

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